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ともちゃんの旅行メモ-ブログ

500円玉貯金して行った旅の想い出を、写真と共にメモしています。

映画「ローマの休日」のロケ地を歩く (4)


※案内図は、こちら
写真をクリックすると、拡大写真が表示されます。
(ブラウザを画面一杯に大きくしてからクリックして下さい)

 サンタンジェロ橋下パーティーの乱闘から
テヴェレ川を泳いで逃げて、ずぶ濡れになった二人は
ジョーのアパートに戻り、別れの時を迎えます。


 この時の会話(脚本)が・・・素敵ですね。

ANN: 何か 作りましょうか?

JOE: 台所がない。いつも外食なんだ

ANN: それが いいの?

JOE: 良くはないが、思うようにならないことって あるだろう?

   ≪この部分は、ローマの休日の名言(名台詞・セリフ)としてよく知られています。

   「 Life isn't always what one likes.」
   「人生は、必ずしも思うようになるとは限らない。」

    この言葉はそのまま納得できますが、
    この映画の、この場面で言うからいいんですね。

   新聞記者のジョーが思うようにならないことがあるという以上に、
   どんな人間も (例え王女であっても)、思うようになるとは限らない
   ということが言いたかったのだと思います。

    叶わぬ恋をも示唆していて、含蓄のある言葉です。≫


054.jpg

   
ANN: えぇ、そうね

JOE: 疲れた?

ANN: すこし

JOE: 大変な一日だった

ANN: 素敵な一日だったわ

   ~ ここで、ラジオのニュースが聞こえてくる。~

   『アメリカン・アワーが、ニュースをお伝えします。
    アン王女のご病状について、まだ何の発表もありません。
     一部では重体説も流れ、
     国中の人々が憂慮しています・・・』
  
     <ラジオのスイッチを切って>

     … ニュースは明日に … 。

    ワイン もう一口下さる?
    料理できなくて 残念だわ。

JOE: 学校で習ったの?

ANN: 料理は得意なの。プロ並みの腕よ。
    裁縫も 掃除も アイロンも全部 お手の物。

    してあげる相手がいなかっただけ。

JOE: それなら引っ越すよ、台所付きの部屋に。

ANN: … そうね …。

   ~このセリフの後から、音楽が静かに流れてくる~

   (ワインを一気に飲みほして)

ANN: もう … 帰らなくては …

  (強く抱きしめながら)

JOE: アーニャ、言っておきたいことがある。


055.jpg


ANN: 言わないで … … 何も …。
    … … … 。
    着替えなくちゃ …。


 ☆☆☆ 何て素晴らしい脚本なんでしょう! ☆☆☆


ここから、バルベリーニ宮殿前別れのシーンへ進みます。



14.案内図の、赤丸14番。
   バルベリーニ宮殿前-別れ-。


バルベリーニ宮殿b


案内図の、赤丸14付近を拡大したものです。

上の写真をクリックすると、アルバムが表示され
さらにもう一度写真をクリックすると、拡大写真が表示されます。
(ブラウザを画面一杯に大きくしてからクリックして下さい)


PICT3440.jpg


Via dei Giardini という通りです。
クイリナーレ宮殿敷地を左にみて、車は入って行く。


040.jpg


PICT3321.jpg


 いよいよ、お別れです。

宮殿の近くへ来ると「次の角で止めて」と
少し手前で車を止めてもらい、
最後のお別れをした場所がここです。


045.jpg



048.jpg



PICT3436b.jpg


「私の姿を追わないと約束して」 と言って
走って宮殿に帰るシーン。

 上の写真の突き当たりは、宮殿の入口ではありません。
入口は、通りを左折して10m位のところにあります。

ですから、王女は左方向に駆けて行きます。


PICT3438_20120517153240.jpg


 クアットロ・フォンターネ通り(Via delle Quattro Fontane)にある入口。

  ここへ帰って行く設定です。

 最初に、王女がトラックの荷台に隠れて宮殿を抜け出した門です。

 この通りは、車やバイクがいっぱい駐車しているので

 写真を撮るのに苦労します。 (上の写真は、タイミング良く撮れました。)



15.案内図の、赤丸15番。
   コロンナ宮殿


アン王女が宮殿に帰って、記者会見を開く場所。

最初にトラックの荷台に隠れて抜け出した宮殿も、
ジョーに車で送ってもらって、帰って行く宮殿も
バルベリーニ宮殿という設定ですが、

記者会見を開くのは、コロンナ宮殿。

 撮影された場所が違います。


コロンナ宮殿1


  勝利の柱の部屋


PICT2938.jpg


  コロンナ宮殿。

 入口は、この道を突き当たって左に入ったところ。


PICT3378.jpg


 道路を突き当たって、左折したところの写真。
赤い布が下がっているところが、入口です。

(正門があるのかも知れませんが、観光用の入口はここです。)

 えー? ここが、あのラストシーンが撮影されたコロンナ宮殿?
と、思ってしまいますね。

ところが中に入ると、それはそれは素晴らしいです。
(残念ながら、宮殿内は撮影禁止。)

入口から階段を上がり、2階に出たところが
記者会見した「勝利の柱の部屋」です。

 もっと奥の方にあるのかと思っていました。
案外、入ってすぐにその部屋があるのでちょっとビックリ。

 記者会見の会場で、

CORRESPONDENT: Which of the cities visited     
             did your Highness enjoy the most?

 「一番楽しかった 訪問先は?」 の質問に、

アン王女が応えた下記の台詞は、ローマの休日の名言と言うより、
最後にこの映画を強烈に印象付け、感動させる言葉です。


press_ conference1


                 ・・・    ・・・


press_ conference2



ANN: Each in its own way was unforgettable.
    It would be difficult to...
      ... Rome!
    By all means, Rome.
    I will cherish my visit here, in memory,
    as long as I live.

   「どこもそれぞれに・・・思い出され
     比べられませんが・・・、・・・、
        ローマです。
    何と言っても ローマです。
    大切に 記憶に留めておきます、
    これから ずっと・・・。」


  これが、事実上最後のセリフになります。

 この後、会場の前列にいる記者一人ひとりに
 声を掛け、握手をして会見場を去ります。

 そして、誰も居なくなった会場に一人残ったジョーが、
 後ろ髪引かれる思いで会場を後にして、 The End 。


○一言メモ

 ガイドブック等では、8月は休み 月曜日から金曜日まで休み。
  従って、開館は土曜日のみ。時間は9時から13時まで
 と書いてあるものが多いです。

 私たちが行ったときは、9月第二土曜日からと張り紙がありました。

 幸いスケジュールに余裕があったので、旅の最後に見学ができました。
 旅程に組む場合は、きちんと確認しないと、見学できないことがあります。

 どうしても見学をしたい方は、あらかじめ
 イタリア政府観光局に問い合わせるなどして、旅程を決めたほうがよいかも知れません。
 

end.jpg


 最後に一人残ったジョーがこの会場を去り、

 「The End」の文字が出て終わりになります。

 王女とジョーの出会い(凱旋門)から
翌日の夜宮殿に送り届けるまで、一日です。
いろいろな事がありますが、たったの一日なんですね。

 こんなに素敵な原案と脚本を書いてくれた
ダルトン・トランボさん、そして、監督はじめスタッフ、
関係者の皆さんに、本当に感謝します。

 オードリー・ヘプバーンは、
1966年スイス・トロシュナ村へ移住し、
1993年に死去するまで27年間を過ごしました。

スイス・トロシュナのことも
いずれブログにUPしようと思っています。

○英会話に使う単語や表現を入力すると
 その言葉を含む映像シーンを次々に見聞きできる無料サイトをご紹介します。
  (このブログでも引用させて頂いてます)

 ワンクリック英会話 ローマの休日 アン王女の巻というページ。

英語台詞クリックで、シーン映像を再生できるので楽しいです。
日本語訳も表示させることができます。→ こちら。


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[ 2012/05/21 12:18 ] 海外 | TB(0) | CM(0)
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